織の海道』実行委員会について

『織の海道』実行委員会のプロジェクトは、2000年より日本最西端 与那国から九州 久留米までの豊かな染織文化を、出版、展示会、シンポジウムをとおし、日本のみならず広く世界に紹介することによりアイデンティティを再発見・再認識するものとして始まった。
 
『衣・食・住』のひとつ『染織』は、ただ暑さ寒さを凌ぐだけではなく、歴史という絡まった糸、文化という一本の糸、民俗という鮮やかな糸が、人々の想いを経(たて)・緯(よこ)糸に織り交ぜながら点・線・面となり一枚の布に凝縮されている。
 
数多くの知られていない伝統文化継承者(無形文化財)や「KASURI(絣)」を軸とし、染織をとおした文化を調査、研究し、「染織文化の継承と発展」「相互理解」「未来のものづくり」を模索・創造・表現するための情報発信の拠点として活動している。
 
● 2009年秋 NPO法人取得予定

織の海道』のコンセプト

  • 染織文化をとおして、文化を世界へ発信し、アイデンティティの再発見・再認識
  • 染織文化をとおして、歴史・文化・交流の源流を見据え、無形文化財の継承
  • 染織文化をとおして、各国との相互理解と交流
  • 染織文化のなかに、未来のものづくり、産業・経済の発展を繋げる

織の海道』の活動

  • 染織を軸とし、歴史・文化・民俗・芸能などを交えた調査・研究
  • 染織文化を、広汎な分野にわたり構成した書籍の発行
  • シンポジウム・展示会・講演の企画、運営
  • 資料貸し出し

織の海道』記録集《発行:「織の海道」実行委員会》

日本最西端 与那国から九州 久留米まで「KASURI(絣)」を軸とした染織文化を、調査・研究し全4巻を出版した。
「KASURI」とは、染織技法の一つであり、絣文様は自然、歴史文化的意味の対象をデザインし表現したものである。
各地域の染織文化について、伝統技術や織物の素晴らしさを詳細に伝え、より深く理解するために自然、歴史、文化・芸能を多数の貴重なビジュアルとともに、著名な方々が執筆している。
vol.01-03には、要約された英文も掲載され、広く世界に発信している。

織の海道 vol.01 八重山・宮古編 与那国・竹富・石垣・宮古の織物
織の海道 vol.01 八重山・宮古編 与那国・竹富・石垣・宮古の織物
織の海道 vol.01 八重山・宮古編 与那国・竹富・石垣・宮古の織物 主なコンテンツ

主なCONTENTS:琉球の美術工芸/沖縄・八重山・宮古の歴史/与那国島・竹富の島々・石垣島・宮古島の織物/与那国織について/竹富の島々の織物文化/石垣島の織物の技法/八重山、宮古の御用布と御絵図/八重山 織の文化史/先島染織案内 他

与那国、竹富、石垣、宮古の歴史や文化とともに、島々に伝わる織物を紹介。日本の中でも西南端にある島々の中で、文化的な背景からさまざまな織物が生まれた。豊かな自然・王府に支配された政治的な背景・多彩で魅力的な染色技術などについて美しい写真で紹介している。
織の海道 別冊「染色の用語解説」付 2002年5月
織の海道 vol.01 八重山・宮古編 与那国・竹富・石垣・宮古の織物
織の海道 vol.01 八重山・宮古編 与那国・竹富・石垣・宮古の織物 注文する
w235mm×h270mm
本誌/284頁・用語解説/8頁
価格:4,000円(税込み)
オールカラー(ハードカバー)

【執筆者】宮城篤正、田名真之、千木良芳範、石垣博孝、砂川玄正、祝嶺恭子、通事孝作、新垣幸子、富山弘基 他

織の海道 vol.02 沖縄本島・久米島編 首里・南風原・読谷・喜如嘉・久米島の織物
織の海道 vol.02 沖縄本島・久米島編 首里・南風原・読谷・喜如嘉・久米島の織物
織の海道 vol.02 沖縄本島・久米島編 首里・南風原・読谷・喜如嘉・久米島の織物 主なコンテンツ

主なCONTENTS:沖縄の歴史・文化・自然/久米島の歴史・文化/美術工芸の形成と背景/尚家の儀礼装束/首里の織物/御絵図/南風原の歴史・花織/琉球の芭蕉布/久米島紬/沖縄の伝統芸能/沖縄工芸の未来 他

琉球(沖縄)は14世紀後半より王国を築き明治政府に併合させる約450年間、アジア諸国との貿易で、多様な技法や文化を吸収し、開花発展していった。しかし先の大戦は沖縄の貴重な資料や文化財は焼失した。わずかに残った資料より工芸技法等を解明した多くの人々の努力によって、今に繋がっている。
織の海道 別冊「染色の用語解説」付 2004年3月
織の海道 vol.02 沖縄本島・久米島編 首里・南風原・読谷・喜如嘉・久米島の織物
織の海道 vol.02 沖縄本島・久米島編 首里・南風原・読谷・喜如嘉・久米島の織物 注文する
w235mm×h270mm
本誌/300頁・用語解説/17頁
価格:4,000円(税込み)
オールカラー(ハードカバー)

【執筆者】田名真之、上江洲均、千木良芳範、上江洲敏夫、池宮正治、真榮平房敬、長谷川敬子、小橋側順市、ルバース・ミヤヒラ吟子、祝嶺恭子、大城和喜、平良次子、片岡淳、平良美恵子、大城学、宮城篤正 他

織の海道 vol.03 奄美・鹿児島・久留米編 奄美・鹿児島・久留米の織物
織の海道 vol.03 奄美・鹿児島・久留米編 奄美・鹿児島・久留米の織物
織の海道 vol.03 奄美・鹿児島・久留米編 奄美・鹿児島・久留米の織物 主なコンテンツ

主なCONTENTS:アジアにおける日本の染織/奄美、九州の自然・歴史と風土・人と文物の交流/アジア間交流からみた琉球の布/奄美の織物(大島紬からみた歴史と現在、島の暮らしと織物、芸能 他)/鹿児島の織物(近代紡績と鹿児島、文化と歴史、南九州の民俗文化と多様性)/久留米の織物(歴史と特徴、絵絣の技術と技法 他)糸の歴史

絣締機などの開発により、さまざまな文様が生まれていった地域であり、絵絣や蚊絣、大柄などそれぞれに特色をもっている。日本本土・沖縄との関係を含んだ織物を紹介し、また地域の産業・文化を調査・研究した。
【別冊】『天然染料による染色の技法と伝承』木村光雄 著(66頁)
織の海道 別冊「染色の用語解説」付 2005年11月
織の海道 vol.03 奄美・鹿児島・久留米編 奄美・鹿児島・久留米の織物
織の海道 vol.03 奄美・鹿児島・久留米編 奄美・鹿児島・久留米の織物 注文する
w235mm×h270mm
本誌/336頁・用語解説/55頁
価格:5,500円(税込み)
オールカラー(ソフトカバー)

【執筆者】小笠原小夜、田川日出夫、半田隆夫、丸山雍成、真栄平房昭、弓削政己、泉和子、先田光演、町健次郎、児玉永伯、田村省三、原口泉、中村健一、松枝哲哉、森山虎雄、堂前亮平、浅見良露、嶋崎昭典 他

織の海道 vol.04 かすり〜デザインの源流〜
織の海道 vol.04 かすり〜デザインの源流〜
織の海道 vol.04 かすり〜デザインの源流〜 主なコンテンツ

主なCONTENTS:絣Design/沖縄の絣文様の歴史と分析/絣文様にみる沖縄の暮らし/島人の視点/人頭税の廃止後 絣の変遷/文化、歴史にみる宮古の絣・分析/久米島紬の絣/御絵図から〜/喜如嘉芭蕉布・大島紬・久留米の絣文様/沖縄の文化、美術工芸を愛した人々 他

「かすり」特に「絣の文様」に焦点をおき、沖縄から九州へ至る「織の海道」をたどってみた。自然や物をいかに文様に取り入れ具現化していったのか、何を見、何を感じて一枚の布を仕上げ発展させてきたのか。デザインの発想の原点を足がかりになる一冊である。
【別冊】『絣文様集』伝承の文様、御絵図のイラストデータ集
織の海道 別冊「染色の用語解説」付 2007年3月
織の海道 vol.04 かすり〜デザインの源流〜
織の海道 vol.04 かすり〜デザインの源流〜 注文する
w235mm×h270mm
本誌/156頁・別冊絣文様集/120頁
価格:5,000円(税込み)
(ソフトカバー)

【執筆者】ルバース・ミヤヒラ吟子、上江洲均、石垣博孝、新垣幸子、仲宗根將二、小禄裕子、宮良みゆき、平良次子、平良美恵子、徳永嘉美、野村哲也、川野和昭、宮城篤正 他